2017/05/18(木)≪村上柴田翻訳堂≫ナサニエル・ウエスト「いなごの日」ニコルズ「卵を産めない郭公」

村上春樹と柴田元幸が新訳した≪村上柴田翻訳堂≫シリーズが新潮文庫化。ためしよみが公開されていますのでご紹介。
卵を産めない郭公 (新潮文庫)
  • ジョン・ニコルズ/著、村上春樹/訳 (新潮文庫)
  • ¥ 724
  • ためしよみ
二人の愛は、いつしかすれ違う……60年代アメリカの永遠の青春小説を村上春樹が新訳、≪村上柴田翻訳堂≫シリーズ。
舞台は60年代の米国東部の名門カレッジ。真面目で内気な学生ジェリーは、入学後すぐにお喋りで風変わりな女子大生プーキーと知り合った。彼女にふり回されながらも、しだいに芽生えていく恋。街角でのくちづけ、吹雪の夜の抱擁……だが、愛はいつしかすれ違い、別れの時が来る。

いなごの日/クール・ミリオン: ナサニエル・ウエスト傑作選 (新潮文庫)
  • ナサニエル・ウエスト/著、柴田元幸/訳(新潮文庫)
  • ¥ 810
  • ためしよみ
軍靴の音が高まる時代をブラック・ユーモアで切り取ったカルト作家の代表的長編を柴田元幸が新訳。絵描きの眼に映った、ハリウッドの夢の影で貧しく生きる人々を描いた「いなごの日」。立身出世を目指す少年の身に起る悲劇の数々を描き、アメリカン・ドリームを徹底して暗転させた「クール・ミリオン」。グロテスクなブラック・ユーモアを炸裂させ、三〇年代のアメリカを駆け抜けて早世したウエスト、その代表的な長編に短編二編を加えた永久保存版作品集。

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