2018/08/31(金)隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』80Pためしよみ
隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』星海社新書 | ジセダイ
目次も含めてじっくり試し読みできますね。
本書では、そもそも文系と理系というカテゴリーがいつどのようにして生まれたのか、西欧における近代諸学問の成立や、日本の近代化の過程にまで遡って確かめるところから始めます。その上で、受験や就活、ジェンダー、研究の学際化といったアクチュアルな問題に深く分け入っていくことを目論みます。さあ、本書から、文系・理系をめぐる議論を一段上へと進めましょう。
2018/08/20(月)結城浩『数学文章作法』目次と第一章ためし読み
結城浩 数学文章作法 推敲編 | 筑摩書房
読みやすい文章の書き方本はよく読んだけど、推敲の方法まで解説された本は見たことないかも。読みたいな。
2018/08/16(木)本谷有希子『静かに、ねぇ、静かに』の「本当の旅」全文公開
「本当の旅」を無料公開
webでは講談社BOOK倶楽部で読めます。
【毎日連載】芥川賞受賞作家・本谷有希子が描くSNS狂騒曲!(第1回)|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部
芥川賞受賞から2年、本谷有希子が描くSNS狂騒曲!海外旅行でインスタにアップする写真で“本当”を実感する僕たち、ネットショッピング依存症から抜け出せず夫に携帯を取り上げられた妻、自分たちだけの“印”を世間に見せるために動画撮影をする夫婦――。SNSに頼り、翻弄され、救われる私たちの空騒ぎ。
2018/08/14(火)「志麻さんのプレミアムな作りおき」「週末まとめて作りおき! 平日らくらくごはん」
暑いので、涼しいうちに作り置きをストックしときたいですよね。
本書では、家族構成の異なる5つの家庭で、志麻さんが3時間で料理を作るプロセスを紹介した上で、作り置きのコツや素材別のレパートリーをわかりやすく解説。レシピはもちろん、献立作りのアイデアやおいしく作るコツ、調理のタイミングや片づけ方等、段取りの立て方まで習得できる内容になっています。
手早く作れてとびきりおいしい料理を、身近な食材と道具、びっくりするくらい少ない調味料で作ることが出来ます。
手早く作れてとびきりおいしい料理を、身近な食材と道具、びっくりするくらい少ない調味料で作ることが出来ます。
沸騰ワード10(日本テレビ系毎週金曜日よる7時放送中)に登場し大人気となった“伝説の家政婦シマさん”初の番組公式レシピムックです! 3時間で15~18品の料理を作る神ワザ的調理法を紐解きながら、番組で紹介された料理のレシピを一挙公開。冷蔵庫に残りがちな食材を使ったメニューや、キャベツひとつで5種類の料理を作るワザの他、シマさんが実際に芸能人宅で作ったお料理のレシピも収録しています。予約が取れない伝説の家政婦シマさんだからできる、フレンチのエッセンスが加わったスペシャルな作り置きレシピ本です。
2018/08/12(日)「完全保存版 夏の甲子園100回 故郷のヒーロー」
朝日新聞出版「完全保存版 夏の甲子園100回 故郷のヒーロー」では歴代の名選手をまとめています。
北海道―田中将大旭川東
青森―三沢高校ナイン 弘前
岩手―三陸地方の高校 岩手が生んだ2人のビッグヒーロー佐々木亨
秋田―石川雅規 秋田中
山形―長谷川勇也 米沢興譲館・米沢中央
宮城―ダルビッシュ有 佐沼
福島―古溝克之 会津地方の高校
茨城―吉田剛 明秀日立
栃木―亘伸哉 大田原
群馬―渡辺久信 伊勢崎清明
立ち読みもありますよ。
47都道府県別、甲子園メモリアルナイン、夢へあと1勝。カメラが捉えた「一瞬の夏」。名門校物語、サヨナラゲーム10選、応援席百景、高校野球偉人伝ユニホーム変遷学。
2018/08/11(土)扶桑社「枝野幸男、魂の3時間大演説」
冒頭の25分を立ち読みできますのでご紹介。
【文字起こし】枝野幸男魂の3時間大演説(2018年7月20日 安倍内閣不信任決議案)
衆議院議事録7月20日
議事録でも読めますが、書籍は注釈や解説がついており読みやすそうですね。
枝野による内閣不信任案趣旨説明演説は、2時間43分の長きにわたった。この演説時間の長さは記録が残る1972年以降で、衆院最長記録だという。安倍政権が抱えるさまざまな問題点を指摘することはもとより、議会制民主主義とはなにか、議員内閣制とはなにか、国家とはなにか、政治とはなにかをあますところなく述べている。 この演説は、その正確さ、その鋭さ、そして格調の高さ、どれをとっても近年の憲政史にのこる名演説といってよい。本書は、その演説の書き起こしを、上西充子・法政大教授と田中信一郎・千葉商科大学特別客員准教授による解説とともに完全収録したものである。
2018/06/29(金)見波利幸『やめる勇気 「やらねば! 」をミニマムにして心を強くする21の習慣』
こういう時に自分を追い込む行動すると、無駄にメンタル削りますよね。無自覚に習慣になってるから気づきづらいのがまた面倒。
見波利幸『やめる勇気 「やらねば! 」をミニマムにして心を強くする21の習慣』を参考に、生きやすい習慣を身に付けたい所。
本書では、ストレスに負けない精神的な強さを身につけ、折れない心を作るための方法論を紹介しています。著者は企業メンタルヘルスケアの第一人者である見波利幸。前作「心が折れる職場」はベストセラーに。カウンセラーとしての経験をもとに、「あれもすべき」「これもやらねば」と 自分をがんじがらめにするのではなく、自分を追い込んでいる何気ない習慣をやめ、ストレスをコントロールするための具体的なメソッドをレクチャー。ストレスをしなやかに跳ね返すための、レジリエンス(心の弾力性)の向上に役立ちます。
2018/06/28(木)レベッカ・マカーイ『戦時の音楽』短編「赤を背景とした恋人たち」全文掲載
赤を背景とした恋人たち | 短篇小説を読む | レベッカ・マカーイ,藤井光 | Webでも考える人 | 新潮社
ピアノからバッハが出てきたというトンデモな話なのですが、淡々と語られるので本当にあったんじゃないかと思ってしまいますね。訳者の前書きも公開されています。
レベッカ・マカーイ「赤を背景とした恋人たち」訳者まえがき | 短篇小説を読む | 藤井光 | Webでも考える人 | 新潮社
音楽と戦争、幻想と歴史が交錯し、響き合う、17の物語。名手による待望の初短篇集。往年の名ヴァイオリニスト。サーカスの象使い。大学教授になりすますシェフ。時代や運命の不条理に翻弄されつつも何かを生み出そうと苦闘する人々の物語は、作家自身の家族史をも織り込みながら、繫がり合うように広がっていく。ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに4年連続選出された名手による、驚異に満ちた17篇。