2016/12/05(月)能町みね子「逃北」「YO! サボロー」「無縁旅人」など五冊

文藝春秋の11月電子書籍化から試し読みできる本を紹介します。
逃北 つかれたときは北へ逃げます (文春文庫)[Kindle版]
嫌なことがあった日のストレス解消って? ヤケ食い、フテ寝、買い物とさまざまな発散方法があるけれど、私の現実逃避は「北」へ逃げること。北海道、青森、岩手、宮城からグリーンランドまで、私を待っていたのは自らのルーツを巡るアレコレで……。北を求めた10年間を描いた“逃北エッセイ”。俳優・千葉雄大との特別対談も収録。

YO! サボロー あの「黒いやつ」、大解剖 (文春e-book)[Kindle版]
ドラマを録画しておいてくれたり、夜食を持ってきてくれたり、お布団をしいてくれたりするその姿が、憎めない、かわいい、すごくいいやつ、友だちにほしい!と巷で大人気にまたpixivに投稿され、瞬く間に34万PVを超えたオマージュマンガ「サボローとぼく」も収録。 サボロー好きにはもちろん、サボローを知らない人でも、サボローのその魅力にやられてしまうこと間違いなしの1冊です。

幸せをよぶおもてなしスタイル 「これどう作るの?」と必ず聞かれる50のレシピ (文春e-book)[Kindle版]
ホームパーティの楽しさに気づき、今では、お仕事関係者や社員を気軽に自宅に招いておもてなしをされるパーティの達人です。本書では、勝部さんに、ご自宅でのおもてなしのコツと、人気オリジナルレシピをご紹介していただきました。 目次 花のテラスでガーデン・パーティ/ハロウィンのランチ・パーティ/クリスマスのキャンドル・ディナーなど

無縁旅人 (文春文庫)[Kindle版]
腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。援助交際、ネットカフェ難民――地方の養護施設から逃げ出し都会をさまよう舞子は、腹違いの弟を死に追いやり保険金を奪った叔父の行方を追っていたという。無縁社会を生きる若者たちの孤独を噛みしめ奔走する警視庁捜査一課大河内班の刑事たち。解説・中辻理夫

元刑事が教える ウソと心理の見抜き方 (アスカビジネス)
警察官として約28年、うち知能・経済班担当の刑事を約20年務めた著者が、 その経験の中から生み出した「ウソや人間心理の見抜き方」を公開。 相手がウソをついたときのサインの見方や、 ウソつきかどうかを見極める質問の仕方がマスターできます。

2016/12/04(日)姉崎あきか『狼ゲーム』1巻2巻無料試し読み

姉崎あきかのソリッドシチュエーションミステリ『狼ゲーム』の発売を記念して、kindle1巻と2巻が無料で試し読みできます。
1巻は12/7/16:59まで、2巻は12/8/16:59までの限定配信です。
あわせて「アトカタモナイノ国」「闇に走れば」も無料配信されています。
狼ゲーム 1巻[Kindle版]
  • 姉崎あきか (A.A.Publishing)
  • ¥ 0
  • 期限:2016/12/7/16:59
「明日、ワンダーランドで人を殺します」 エミルはミステリ研究会の先輩・伴田と、テーマパークの人気アトラクション「人狼マンション」に入館する。入館者のなかには、逃走中の強盗殺人犯がいた。皆の協力により、強盗は拘束される。直後、アトラクションの演出でホールが暗転する。灯りがつくと、強盗とひとりの女性が殺されていた……。

狼ゲーム 2巻[Kindle版]
  • 姉崎あきか (A.A.Publishing)
  • ¥ 0
  • 期限:2016/12/8/16:59
ふたつの死体とともにアトラクション内に閉じこめられた乗客たち。混乱する状況のなか、室内探索とボディチェックが行なわれる。しかし行方不明の凶器は発見されなかった。「X」と名乗る謎の少年が、乗客のひとりに嫌疑をかけようと会話を誘導する。エミルは反論するが、すでに二度目の暗転が間近に迫っていた……。

2016/12/03(土)講談社「冬☆電書」上巻100円&合本20%OFFセール(2)

昨日に引き続き【20%OFF&100円】「冬☆電書」上巻&合本セールで試し読みページを紹介します。
月と詐欺師(上) (講談社文庫)[Kindle版]
戦前の大阪。瀬戸俊介は、両親を破産させ甘言で妾にした姉まで死に追いやった新興財閥総帥の灘尾儀一郎の殺害を誓う。偶然知り合った町工場主の春日は、自分の裏稼業は詐欺師だと明かす。「殺すな、かたきは取ってやる」。俊介の全財産で雇われた詐欺師たちは灘尾財閥破綻に向け、壮大な詐欺を仕掛け始める

光武帝(上) (講談社文庫)[Kindle版]
紀元九年、安漢公・王莽が前漢を乗っ取り新帝国を建てる。だが儒教原理主義的な政策は民衆の反発を呼び、「赤眉の乱」が発生。漢帝室の血を引く豪族・南陽劉氏の御曹司劉秀も武張った兄劉演たちとともに否応無く反乱に巻き込まれてゆく。後漢帝国の創始者、光武帝劉秀の活躍を描く、新感覚の中国歴史巨編。

十津川警部 愛と死の伝説(上) (講談社文庫)[Kindle版]
能登の古墳で若い女性の惨殺死体が発見された。「伝説のために、人が殺される」。謎の女から電話があった直後、今度は青森の湖に死体が浮かぶ。事件の鍵はかつて日本中を震撼させた「竹内文献」に。モーゼ、キリスト、天の浮船まで登場する超古代文書が新たな悲劇を招く。
地の底のヤマ(上) (講談社文庫)[Kindle版]
昭和三十八年。福岡県の三池炭鉱で大規模な爆発事故が起きた夜に、一人の警察官が殺された。その息子・猿渡鉄男は、やがて父と同じく地元の警察官となり、事件の行方を追い始める。労働争議や炭塵爆発事故の下、懸命に生きる三池の人々と、「戦後の昭和」ならではの事件を描いた、社会派大河ミステリー。

2016/12/01(木)冲方丁まるごと試し読み合本と「クラシックなんていかがですか?」

12/1配信のKindle試し読みは、作家・冲方丁の作品群を1冊にまとめた試し読み合本。小説12作品、コミカライズ六作品の試し読みが収録されています。

【収録作品】
〇小説
『天地明察』(KADOKAWA)…第7回本屋大賞受賞作
『光圀伝』(KADOKAWA)…“熱き虎”の一代記
『はなとゆめ』(KADOKAWA)…清少納言の生涯
『決戦!関ヶ原』収録「真紅の米」(講談社)…全く新しい関ヶ原の戦い
『マルドゥック・スクランブル』(早川書房)…第24回日本SF大賞受賞作
『黒い季節』(KADOKAWA)…記念碑的デビュー作
『ばいばい、アース』(KADOKAWA)…初期傑作ファンタジー
『微睡みのセフィロト』(早川書房)…傑作SFハードボイルド
『オイレンシュピーゲル』(KADOKAWA) …近未来SFアクション
『スプライトシュピーゲル』(KADOKAWA) …特甲児童たちの戦いの日々
『もらい泣き』(集英社)…泣けるショートストーリー
『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)…初の現代長編ミステリー
〇コミック
『天地明察』(講談社/漫画:槇えびし)
『光圀伝』(KADOKAWA/漫画:三宅乱丈)
『マルドゥック・スクランブル』(講談社/漫画:大今良時)
『オイレンシュピーゲル』(講談社/漫画:二階堂ヒカル)
『ピルグリム・イェーガー』(少年画報社/作画:伊藤真美)…魔狩人たちを描く歴史大作
『蒼穹のファフナー』(講談社/漫画:松下朋未)…謎の生命体と闘う少年少女の物語

著者の田中マコトさんは、武蔵野音楽大学在学中に『のだめカンタービレ』の取材で二ノ宮知子先生と出会い、漫画家を目指したという異色の経歴の持ち主。その方がクラシック音楽を“これでもか”というくらいにかみくだいて紹介しています。
誌面のQRコードをスマホで読みこめば、音が聴ける特設ページで紹介されている曲が聴けるそうです。
今宵は気軽に クラシックなんていかがですか?[Kindle版]
「バッハ働くお父さん」「ベートーヴェンは汚部屋住人」などの音楽家面白話や、 楽器奏者のあるある話、そしてクラシックコンサートでのマナーなど、 「へぇそうなの?」というネタが盛りだくさんで、楽しく読むことができます。

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