2018/06/28(木)レベッカ・マカーイ『戦時の音楽』短編「赤を背景とした恋人たち」全文掲載

6/29刊行のレベッカ・マカーイ『戦時の音楽』に合わせて、短編「赤を背景とした恋人たち」が新潮社「考える人」で全文掲載されています。
赤を背景とした恋人たち | 短篇小説を読む | レベッカ・マカーイ,藤井光 | Webでも考える人 | 新潮社
ピアノからバッハが出てきたというトンデモな話なのですが、淡々と語られるので本当にあったんじゃないかと思ってしまいますね。訳者の前書きも公開されています。
レベッカ・マカーイ「赤を背景とした恋人たち」訳者まえがき | 短篇小説を読む | 藤井光 | Webでも考える人 | 新潮社
戦時の音楽 (Shinchosha CREST BOOKS)
音楽と戦争、幻想と歴史が交錯し、響き合う、17の物語。名手による待望の初短篇集。往年の名ヴァイオリニスト。サーカスの象使い。大学教授になりすますシェフ。時代や運命の不条理に翻弄されつつも何かを生み出そうと苦闘する人々の物語は、作家自身の家族史をも織り込みながら、繫がり合うように広がっていく。ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに4年連続選出された名手による、驚異に満ちた17篇。

2018/06/20(水)山内マリコcakes特別連載「愛とは支配すること」限定公開

山内マリコ『選んだ孤独はよい孤独』発売を記念して、cakes特別連載がスタート。
「愛とは支配すること」が公開されています。
愛とは支配すること|選んだ孤独はよい孤独|山内マリコ|cakes
主人公の奥さん、プロ彼女っぽくてこわいですね…。
選んだ孤独はよい孤独
地元から出ないアラサー、女子が怖い男子高校生、仕事ができないあの先輩……。誰もが逃れられない「生きづらさ」に寄り添う、情けなくも愛すべき男たちの「孤独」でつながる19の物語。

2018/06/13(水)「ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた」あとがき公開

小説投稿サイト「エブリスタ」発のホラー短編集「ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた」の「幽霊~後書きにかえて~」がブログで公開されています。
「ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた。」恐怖の後書きを公開 : エブリスタ運営ブログ
<収録作品>
私と彼女とあの女 エタノール
カラオケ モチツキステンレス
両手がおぼえている 松本エムザ
お遍路さん 清水誉
擦る女 黒尾史衛
本当にあった、幽体離脱 ガラクタイチ
こっちを見ている 松本エムザ
間~あわい~ 渡波みずき
探し物 ヨモツヒラサカ
震災ボランティア 雪鳴月彦
南の島 稲穂かえる
封印されたエレベーター ガラクタイチ
いるはずのない従業員 雨宮黄英
全ての熱は奪われる 嶋倉
10番目の監視カメラ ガラクタイチ
見 蒼ノ下雷太郎
ハイヒールの女 渡辺佐倉
口笛 midori
西日の射す部屋 砂神桐
お隣さん 高橋綾夏
五指の花 木場 水京
こっちに、おいでよ 神田翔太
百怪談 『二番目』 神威遊
友達が事故物件に住んだときの話 三石メガネ
幽霊~後書きにかえて~ 匿名

ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた。 (竹書房文庫)
深夜の病院に、患者の命を食べる箸の音が聞こえる…「私と彼女とあの女」、悪霊が友達になりすまして襲ってくる…「友達が事故物件に住んだときの話」、ひとりカラオケのはずが、赤ん坊の泣き声が被さってくる…「カラオケ」、ボールを蹴ったつもりが、生首に変わっていた…「両手がおぼえている」ほか、小説投稿サイトで集まったまさかの実話怪談。エブリスタで開催された史上最恐の〈リアル怪談コンテスト〉から、これは洒落にならない! というガチ怖投稿を厳選収録!

2018/06/09(土)原尞『そして夜は甦る』第36章までnoteで読める

原尞による14年ぶりの新作『それまでの明日』を3月1日刊行を記念して、デビュー作『そして夜は甦る』が早川書房noteで第1章から第36章まで公開されています。
原尞の伝説のデビュー作『そして夜は甦る』全文連載まとめ|Hayakawa Books & Magazines(β)
沢崎シリーズ第1作なので、試し読みにぴったりですね。
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))
西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える私立探偵沢崎は、ひょんなことから、行方不明となったルポライターの調査に乗り出すことに——そして事件は過去の東京都知事狙撃事件の全貌へと繋がっていく……。いきのいい会話と緊密なプロット。レイモンド・チャンドラーに捧げられた記念すべき長篇デビュー作。

2018/06/06(水)石川博品『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』全文公開

4月に刊行された、石川博品『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』がカクヨムで全文無料公開されています。
石川博品『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』|FBonline
本屋に行かなくてもネットで立ち読みして本を買えてありがたい。
公式サイトは、壁紙も無料でダウンロードできます。
海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと
上原蒼は海辺の病院を訪れる。突如として謎の奇病に冒されたかつての仲間たちの殆どは死に絶え、生き延びた者たちもいまだに退院できていない。蒼は"あの日"起こった出来事を語る。とある地方都市に蔓延した、大人が死に至り、子供に力が宿る病のこと、そして戦いの結末を――。

OK キャンセル 確認 その他