2017/10/19(木)中村久司「サフラジェット 英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト」

映画『未来を花束にして』に登場した婦人参政権を求めた活動家たちの歴史を理解できる英国女性参政権運動の本が10/16に刊行。試し読みが公開されているのでをご紹介。
サフラジェット : 英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト
映画『未来を花束にして』(原題「SUFFRAGETTE」)で描かれた、女性参政権をもとめて投獄・拷問をも恐れず勇敢に闘ったサフラジェットたち。前史となる19世紀の点描から、エメリン・パンクハースト夫人らによるWSPUの創立・終焉に至る歴史ドラマを詳述する。 さらに、「もっとも多く逮捕・投獄されたサフラジェット」といわれる、パンクハースト夫人の二女シルビアに光を当てる。パシフィストであった彼女は、ロンドンのなかでも貧困な労働者や移民が多く暮らしていたイースト・エンドを拠点に活動した。のちに共産党(第3インターナショナル英国支部)の創立メンバーとなり、レーニンとも論争したシルビアの闘いの軌跡をたどる。

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