2016/01/22(金)『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』

1冊の本も読まずに、妄想だけでネガティブなことを書き込む風潮にうんざりさせられます。

ですが、代理出産に関しては、日本語でアクセスできる情報が極端に少ないのが現状。イメージだけでくだらないバッシングが起こってしまうのも、無理はないのかもしれません。
[&http://koyuki-higashi.blog.jp/archives/53001127.html]
2001年に根津八紘院長が日本で代理出産を行ってから代理出産は長く問題になっています。今ごろ情報が少ないとかイメージ先行というのは、周回遅れの印象ですね。
インドやタイでは代理出産をビジネスとして進めていましたが、昨年あたりから法律で禁止されています。ネパールやカンボジアも禁止の方向。
タイ、外国人カップルのための代理出産を禁止 AFPBB News
インド、外国人向け代理出産を禁止 - WSJ
代理出産を認めていた国々が続々と禁止するような、トラブルの多い危険なビジネスを、元タカラジェンヌがおすすめされるとは驚きです。

この問題については、大野和基『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』が問題点がまとまっていて読みやすいと思います。
代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳 (集英社新書 492B)
大野 和基
集英社
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その著者の2014年に書かれた記事。
代理出産が引き起こす問題とその背景|THE PAGE
このトラブルの影響でインドとタイで代理出産が禁止になったのかもしれませんね。
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