2017/10/26(木)片山恭一「きみの知らないところで世界は動く」森沢明夫「海を抱いたビー玉」黒野伸一「万寿子さんの庭」期間限定無料公開

全国の書店員さんが選ぶ小学館文庫2017ランキングベスト30の作家さんの他作品を小説丸で全ページ無料公開中です。
小学館文庫20周年フェア【なんと! 全ページ無料公開中!】 | 小説丸
以下の3作品は10/20~11/9の期間限定で全文無料で試し読みできます。このチャンスにぜひ読まれてみてはいかがでしょうか。
きみの知らないところで世界は動く (小学館文庫)
片山恭一の原点となる幻のデビュー作! 321万部を突破した大ベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」で社会現象を起こした片山恭一の幻のデビュー作がついに文庫化! ぼく、恋人のカヲル、友人のジーコが交錯する、愛と死の物語。かつて誰にでもあった、少年少女最後の時代を過ごす3人の奇妙な恋愛模様を軸に綴られる、読むたびに胸の熱くなる70年代青春ストーリー。片山ワールドの原点。

万寿子さんの庭 (小学館文庫)
年齢差を超えた友情を描く、感涙の物語。「あなたがお隣に引っ越してきてから、わたしの人生はまた乙女時代に戻ったかのような活況を取り戻しました」 竹本京子、20歳。右目の斜視にコンプレックスを抱く彼女が、就職を機に引っ越した先で、変わり者のおばあさん、杉田万寿子に出逢った。 万寿子からさまざまないやがらせを受け、怒り心頭の京子。しかし、このおかしなやりとりを通じて、意外にも2人の間に、友情ともいうべき感情が流れ始めるのだった。 半世紀の年齢差を超えた友情が、互いの人生に影響を与えていく様を温かな筆致で描く感涙の物語。

海を抱いたビー玉 (小学館文庫)
運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さな島のボンネットバスと、 手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、時代を超え、運命に導かれながら旅をしていくファンタジー。 少年と、バスと、少年の心を持った魅力的な大人たちが「生きることの美しさ」を語りかけてくれる。 事実を元に描いた奇跡と感動の物語は、2007年に単行本発売後、 3か月で5刷まで売り上げを伸ばしたが、版元が倒産して幻の名作に。 韓国語版も発売され、ますます支持が高まる今、文庫として新たに発刊する。

2017/03/15(水)田中芳樹・藤崎竜「銀河英雄伝説」第1巻期間限定無料

藤崎竜の「銀河英雄伝説」コミック第1巻がKindle化。期間限定で無料配信されていますよ。3/29まで。
銀河英雄伝説【期間限定無料】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
遠く、遠く、遥かなる未来――“常勝の天才”と“不敗の魔術師”と称される二人の英雄、ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリーがこの世に生を受ける。時代の波濤に煌めく二つの灯火が銀河を翔け、人類の命運を動かす――。悠久の戦乱に終止符を打つべく現れた、二つの巨星の運命を描くSF英雄譚

原作小説の田中芳樹「銀河英雄伝説」、試し読みできますのでご紹介。ちなみに私はヤン・ウェンリー派です。
銀河英雄伝説1 黎明篇 (らいとすたっふ文庫)
“常勝の天才”ラインハルトと、“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリー。ふたりの名将が現れたとき、帝国と同盟の抗争は新たな段階を迎えた。圧倒的なスケールを誇る宇宙叙事詩、スペースオペラの金字塔。

2017/03/03(金)清水玲子「秘密」期間限定無料と「スウィングしなけりゃ意味がない」

漫画家の創作現場を密着する「漫勉」新シーズン始まりましたね。初回は清水玲子先生が出演。その影響かKindleで「秘密」(1)とスピンオフの「秘密 season 01」(1)が期間限定無料配信されています。3/14まで。
秘密 -トップ・シークレット-【期間限定無料版】 1 (ジェッツコミックス)
変死を遂げた米大統領、自殺した連続殺人犯…。彼らの脳に遺された映像が語る「秘密」とは…!? 大幅加筆の上、シリーズ第1作より収録

佐藤亜紀先生の新刊「スウィングしなけりゃ意味がない」出ました。第1章分46pしっかり試し読みできますよ。
電子版の著者あとがきは、単行本に入りきらなかった分まで収録されたロングバージョン。参考資料記載付きの30ページに及ぶものだとか。美しい装丁を取るか、完全バージョンの後書きが入った電子版を取るか、迷うところです。
スウィングしなけりゃ意味がない (角川書店単行本)
1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。軍需会社経営者である父を持つ15歳の少年エディは享楽的な毎日を送っていた。戦争に行く気はないし、兵役を逃れる手段もある。ブルジョワと呼ばれるエディと仲間たちが夢中なのは、“スウィング(ジャズ)”だ。敵性音楽だが、なじみのカフェに行けば、お望みの音に浸ることができる。ここでは歌い踊り、全身が痺れるような音と、天才的な即興に驚嘆することがすべて。ゲシュタポの手入れからの脱走もお手のものだ。だが、そんな永遠に思える日々にも戦争が不穏な影を色濃く落としはじめた……。一人の少年の目を通し、戦争の狂気と滑稽さ、人間の本質を容赦なく抉り出す。権力と暴力に蹂躙されながらも、“未来”を掴みとろうと闘う人々の姿を、全編にちりばめられたジャズのナンバーとともに描きあげる、魂を震わせる物語。

著者のサイトで関連した曲も紹介されています。
『スウィングしなけりゃ意味がない』サウンドトラック - Vie et opinions de Sato Aki, "tamanoir" ——大蟻食の生活と意見
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